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2004年の浅草サンバカーニバルの写真を以前トップ画像として掲載していた。演技を終え、微笑ましい姿のふたりのダンサー（パシスタ）の姿を捉えていた。
名古屋のサンバチーム「Unidos Do Urbana（ウニドス・ド・ウルバナ）」の女性たちで、掲載の旨を伝えたところ、快く承諾していただき、さらにご本人達からとても素晴らしい反響まで頂いた。
10月2日、浜松駅前で開催されたイベントに出場されるので是非、と言う御連絡を頂き、浅草ではかなわなかった間近での撮影をさせていただける事となった。せっかく御厚意を受け、浜松まで出かけた。
東京ではその日、真夏の陽気が戻って暑い位だったが、浜松に向かうと静岡県に入った位から突如の大雨。今年の浅草も8月というのに、肌寒い雨だった。しかし、イベント中は何とか熱気に押されるように雨は小康状態を保ち、素晴らしいパレードとなった。音楽と、優雅さと、美しさと、楽しさと、激しさと、躍動感と、一体感。普段目にする祭りとは一線を画す印象。
そのパレードの中に紛れ、1000カットを越えるシャッターを切った。動きながらの撮影というのは、基本に外れることであろうが、その瞬間瞬間にできるだけ集中し、ウルバナの皆さんも要所々々でカメラを意識してくれ、私もわずかながらその一体感の中に身を置かせてもらった気分だ。
私は皆さんのように、自らを表現はできない人間だが、表現する人々を如何に「写真」というモノで表現するか・・・いや、そうしていかなければならない。今回、私を快く受け入れていただいた皆さんを、期待通りに表現できているだろうか？
Now, 4 pages are on release!
A.E.S.Unidos Do Urbana / Hamamatsu City / October 2, 2004.
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